Product Discovery
Product Discovery は、組織のワークステーションに実際にインストールされているソフトウェアのインベントリをリアルタイムに構築します。OpenLM Workstation Agent が各マシンをスキャンして検出結果を報告し、Product Discovery が OS 由来のノイズを除外し、結果を正規化したうえで、すべてのアプリケーションを SAM Catalog と照合します。その結果として、「何が、どこに、誰のために導入されているか」に対する重複のない一元的な答えが得られます。Software Asset Management が保持する購買・エンタイトルメント記録を補完する、インストール済みソフトウェア側の全体像です。
Product Discovery はアプリランチャーにはまだ表示されません。https://<your-cloud-host>/samproductdiscovery/ に直接アクセスしてください。
Product Discovery は OpenLM Cloud Platform の早期提供段階にある新しい機能です。利用可否はプランとアカウントのアクティベーション状況によります。
Software Discovery は、ソフトウェア発行元とその製品を調査してグローバル SAM Catalog を拡充する AI パイプラインです。Product Discovery が見るのは自組織の環境で、ワークステーションに物理的にインストールされているソフトウェアをインベントリ化します。両者は中間で合流します。Product Discovery が発見した内容が、カタログが把握している内容と照合されます。
前提条件
- インベントリ化したいワークステーションに OpenLM Workstation Agent がインストールされていること。エージェントは自身のスケジュールに従ってインストール済みソフトウェアをスキャンし、結果を自動的に報告します。この画面から起動する操作はありません。
画面の構成
Product Discovery は 1 つの画面で完結します。上部の 3 つのサマリータイルが累計値を示し、その下の 4 つのタブが作業ビューです。
タブストリップの上に 3 つのサマリータイルが並ぶ Applications タブ。
| タイル | 表示内容 |
|---|---|
| Total Applications | 全ワークステーションに現在インストールされている個別アプリケーション数 |
| Workstations | 1 回以上スキャンを報告したワークステーション数 |
| Unmatched Apps | 未照合キューのエントリ数。各エントリはディスカバリー開始以降に記録された生の名前と発行元の組み合わせであるため、この数は Total Applications を上回ることがあります |
| タブ | できること |
|---|---|
| Applications | 発見されたソフトウェアインベントリを一覧し、各アプリケーションのインストール先までドリルダウンし、ノイズを除去します。 |
| Workstations | 報告してくるすべてのワークステーションと、そのインストール内容・スキャン履歴を確認します。 |
| Unmatched Applications | カタログと照合できていないアプリケーションのキューを処理します。手動で照合するか、ノイズとして登録するか、非表示にします。 |
| Exclusion Rules | 組み込みのノイズフィルターを確認し、インベントリに載せたくないソフトウェアの独自ルールを追加します。 |
ディスカバリーの仕組み
- スキャン。 各 Workstation Agent がマシンのインストール済みソフトウェアをスキャンし、結果を報告します。スキャンはエージェント側のスケジュールで届きます。
- フィルタリング。 報告されたすべてのアプリケーションが除外ルールと照合されます。OS コンポーネント、ドライバー、更新パッケージ、既知のブロートウェアは、インベントリに届く前に除外されます。
- 正規化と照合。 残ったアプリケーションは名前・発行元・バージョンが整えられ、SAM Catalog と照合されます。照合は製品名と発行元の比較で行われ、報告された名前がどのカタログ名からも離れている場合は、アプリケーションのプロセス名によるフォールバックが働きます。ローカルとグローバルの両方のカタログエントリが該当する場合はローカルが優先されます。
- インベントリの更新。 各スキャンはそのワークステーションの直前の状態と比較されます。新しいインストールは追加、既存のものは更新され、3 回連続でスキャンに現れなかったアプリケーションは非アクティブになります。カタログと照合できなかったアプリケーションは Unmatched Applications キューに入ります。
未照合アプリケーションについて
未照合の一覧が長いのは想定どおりの初期状態であり、問題ではありません。カタログのカバレッジは、OpenLM 自身の Software Discovery パイプラインと、Product Discovery が補完のために報告し返す未照合アプリケーションの両方を通じて継続的に拡大しています。今日照合済みのアプリケーションの多くは、先月は未照合でした。関心のないエントリはそのままにして、実際にライセンスを追跡しているソフトウェアにだけレビュー時間を使ってください。エントリの解決方法は Unmatched Applications を参照してください。
関連
- SAM Catalog — 発見されたアプリケーションの照合先となるカタログ。
- Software Asset Management — 販売元、購入、エンタイトルメントレコード。
- Workstation Agent — インストール済みソフトウェアをスキャンして報告するエージェント。
- Software Discovery — グローバルカタログを拡充する AI パイプライン。