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SAM Catalog

SAM Catalog は、組織が所有し利用しているソフトウェアアプリケーションを一元管理する、構造化されたカタログを提供します。これは Software Asset Management を補完するものです。SAM が商取引の側面(販売元、購入、エンタイトルメント記録)を記録するのに対し、カタログはアプリケーションそのものを正規化したインベントリです。これにより、エンタイトルメント、利用状況、調達のすべてが、一貫した同一の製品セットを参照できるようになります。

アプリでの場所

OpenLM Platform の アプリランチャー(右上のグリッドアイコン)を開き、Software Asset Management → SAM Catalog を選択します。

事前準備: OpenLM ProductsSoftware Asset Management をアクティベートします。

注意

SAM Catalog は新しく追加された機能であり、OpenLM Cloud Platform でトライアルとして提供されています。利用可否はご契約プランおよびアカウントのアクティベーション状況によって異なります。

カタログの目的

  • 製品名の単一の情報源。 アプリケーションを構造化したリストにより、同一の製品がエンタイトルメント、利用状況、レポートの各所で異なる表記で記録されることを防ぎます。
  • 自動補完。 OpenLM が観測したものの、カタログのエントリと一致しなかった製品は自動的に補完されます。これにより、カタログを完全かつ一貫した状態に保つための手作業が軽減されます。
  • Software Asset Management の基盤。 エンタイトルメント記録とレポートはカタログのエントリを参照するため、コスト、コンプライアンス、利用状況が適切なアプリケーションに帰属されます。

3 つの画面

SAM Catalog は Software Catalogs から開きます。左側のナビゲーションの Management の下に、3 つの画面があります。

画面用途
Software Catalogsカタログエントリの参照、追加、インポート、エクスポートと、OpenLM へのカタログ共有。
Pending Catalogs審査待ちのエントリの承認または却下。管理者のみ。
Software Discovery新しい発行元と製品を見つける AI ディスカバリーパイプラインの実行と監視。クラウドのみ。

ローカルカタログとグローバルカタログ

いずれのカタログ画面も Local タブと Global タブに分かれています。保持するレコードの種類は同じですが、所有者が異なります。

LocalGlobal
所有者お客様の組織OpenLM
参照できる範囲お客様の組織のみOpenLM Platform を利用するすべての組織
編集できる主体お客様の組織の管理者OpenLM(グローバル承認キューを通じて)
主な取得元お客様のライセンスサーバーとワークステーション、および手動作成・インポートしたエントリOpenLM のディスカバリーパイプライン、および各組織が共有を選択したカタログ

製品がローカルとグローバルの両方のエントリに一致し得る場合は、ローカルのエントリが優先されます。これにより、お客様独自の名称が常に正となります。

カタログエントリの項目

項目意味
Software Nameカタログに表示される製品名。
Publisherソフトウェアを提供するベンダー。
Feature照合と識別に使用されるライセンス機能名または製品コード。エントリを識別するキーです。
Deployment Type実行環境: OnPremiseCloudHybrid のいずれか。導入形態が設定されていないエントリは Unknown と表示されます。
Part of a Packageエントリがより大きなスイートやバンドルの一部かどうか。
Categoryフィルターやレポートに使用される 1 つ以上の分類。

エントリには Version のほか、インストール済みソフトウェアとの照合に役立つプロセス名や DLL ファイル名を持たせることもできます。これらの追加項目は追加フォームではなく、一括インポートで設定します。

エントリがカタログに登録される経路

エントリの登録経路は 4 つあります。

  • 手動。 Software Catalogs 画面の Add Catalog から作成します。
  • インポート。 CSV、TSV、XLSX ファイルから取り込みます。
  • OpenLM の監視データから。 ほかの OpenLM サービスは、ライセンスサーバーやワークステーションで観測した製品名の照合をカタログに問い合わせます。一致しなかった製品は補完のために SAM Catalog に送り返され、補完に成功したものがグローバルカタログに追加されます。
  • ディスカバリーパイプラインから。 発行元とその製品を調査し、グローバルカタログに追加します。Software Discovery を参照してください。

承認のライフサイクル

管理者が手作業で入力したものも含め、お客様の組織が作成したエントリはそのまま実運用のカタログには入りません。いずれも次の 3 つの状態を経ます。

  1. Unapproved(未承認)Pending Catalogs 画面で審査を待っている状態。
  2. Approved(承認済み) — Software Catalogs 画面に表示され、照合に使用される状態。
  3. Rejected(却下) — 実運用のカタログには入りませんが、同じ提案が繰り返し起票されないように保持されます。
エントリの追加は 2 段階の操作です

手作業で追加したエントリも、ファイルからインポートしたエントリも、まず Unapproved として Pending Catalogs に表示され、Software Catalogs には表示されません。管理者が承認して初めて実運用のカタログに加わります。承認済みのエントリを編集した場合も、再度承認が必要になります。

OpenLM が中央で生成するエントリは例外です。ディスカバリーパイプラインが補完に成功したものは、グローバルカタログに書き込まれて自動的に承認されます。

ローカルとグローバルのエントリは別々に承認されます。Local キューはお客様の組織の管理者が、Global キューは OpenLM が審査します。作成、更新、承認、却下はすべて、実行者と日時とともにエントリの監査証跡に記録されます。

権限

ロールSoftware CatalogsPending CatalogsSoftware Discovery
管理者すべて操作可能すべて操作可能すべて操作可能(クラウドのみ)
閲覧者参照・検索・エクスポートが可能アクセス不可参照のみ
どちらのロールもない場合権限不足のページが表示されます

カタログを変更する操作(エントリの作成、編集、インポート、承認、却下)は管理者の操作です。閲覧者にもこれらのボタンが表示される場合がありますが、操作は拒否されます。

Software Asset Management との関係

領域管理される場所
アプリケーションのカタログ(このページ)SAM Catalog
販売元、購入、エンタイトルメント記録Software Asset Management
いずれかの機能のアクティベートOpenLM Products

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