Google Workspace
Google Workspace 使用状況の監視
Google Workspace について
Google Workspace(旧 G Suite)は、Gmail、Docs、Drive、Meet などを含むクラウド型の生産性・コラボレーションスイートです。コミュニケーション、共同作業、ドキュメント管理のために多くの組織が利用しています。Google Workspace の利用状況を監視すると、コスト最適化、コンプライアンスの維持、ライセンス利用状況の把握に役立ちます。Office 365 や Microsoft 365 を監視する場合と同様です。
前提条件
Google Workspace の監視を開始する前に、以下の要件を確認してください。
- OpenLM コンポーネント: OpenLM Cloud Broker と OpenLM SLM が必要です。
- プラットフォーム固有の要件: Google Cloud プロジェクトとサービスアカウントが必要です。Google Workspace Admin SDK と Reports API へアクセスできる権限を付与してください。
データ収集の構成
OpenLM Cloud Broker で Google Workspace のデータ収集を設定するには、次の手順に従います。
- Google Cloud Console でサービスアカウントを作成し、Google Workspace ドメインに対する API 権限を付与します。
- OpenLM Cloud Broker ダッシュボードで Google Workspace 連携を選択し、サービスアカウントの認証情報を入力します。
- 接続を確認します。OpenLM が Google API と通信できることをテストします。
- OpenLM で承認します。「License Servers」セクションで新しいデータソースを承認します。
- データを確認します。Google Workspace の使用状況データが OpenLM Allocation サービスに表示されます。
レポートの閲覧
利用状況を分析するために、以下のレポートを活用します。
- ユーザーアクティビティの推移: 各 Google Workspace アプリケーションを活発に利用しているユーザーを把握します。
- 期限切れ/未使用ライセンスレポート: 非アクティブなユーザーを特定してライセンスを回収し、コストを削減します。