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SlickEdit

概要

SlickEdit はクロスプラットフォーム対応のマルチ言語ソースコード/テキストエディタで、多数のコーディングツールや省力化機能を備えています。SlickEdit の使用は独自のライセンスマネージャーで管理されます。本ガイドでは OpenLM を用いて SlickEdit のライセンスマネージャーを監視し、使用状況および統計を取得する手順を説明します。

必要条件

  1. OpenLM Platform
  2. SlickEdit と同じマシンにインストールされた OpenLM Broker v25.x 以降、Broker Hub で承認します。

Broker UI での設定

  1. http://localhost:5090/ で Broker UI を開きます。

  2. License Managers -> Add License Manager を選択します。

  3. 最新の OpenLM Broker をダウンロード/インストールします。

  4. Broker でライセンスマネージャーノードを選びます。自動検出で SlickEdit が見つからない場合は Add Port をクリックします。

  5. 例として slickedit_license_server のポート 27100 を監視するよう Broker を設定します。

  6. ベンダー名を SlickEdit に設定します。

  7. Commands ノードで selicutil.exe へのフルパスを入力し、Update -> Apply をクリックします。

  8. ステータス/データ照会コマンドを以下のように設定し、<fullpath> を実際のパスに置き換えます。

    • Status: <fullpath>\selicutil.exe status
    • Data_inquiry: <fullpath>\selicutil.exe list
  9. Restart Broker をクリックします。

  10. Broker Web UI から同じ設定を行うことも可能です。

    Broker Web UI での SlickEdit 構成例

OpenLM Platform の構成

  1. OpenLM Platform にログインします。

  2. Menu -> License Servers を開きます。

    左メニューで Pending Server を選択

  3. 左メニューの Pending Server を選択します。

  4. SlickEdit ライセンスマネージャーを選び、Approve and Merge をクリックします。

    設定の検証

  5. Menu -> License Servers Live -> Server Statistics を開き、SlickEdit が緑のステータスで表示されることを確認します。

    SlickEdit を承認

    SlickEdit ライセンスサーバーが承認済み

    SlickEdit ライセンスサーバーが OpenLM Web Interface で承認された状態

    SlickEdit ライセンスマネージャーの接続状態

新しい接続ではステータスが更新されるまで最大 3 分かかることがあります。